Bさん

私は適当な高校を卒業し、近所の工場に就職しました。これといった特技や資格、趣味もなくソーシングサイトを見ていても、自分が書けそうな募集が見当たりません。

どのようにして自分の書けそうな分野を見つけ、また書ける分野を広げていけばいいのでしょうか?

Bさん

ご質問ありがとうございます。

自分も近場の高校を卒業して、流されるままに美容師になった人間なので「特技も資格もねーよ」と焦るところから始めました。ですから、時間をかけてじっくり取り組めば書ける分野は増やせると思います。

これといった特技や資格、趣味もなくソーシングサイトを見ていても、自分が書けそうな募集が見当たりません。

なかなか「これ書けそう」と思えるものってありませんよね。

ですが、意外と多くの人は最初から「これ書けそう」と感じているわけではないようです。

  • 生活費がやばいから
  • 勢いで独立してしまったから
  • 実は借金があり切羽詰まっているから

理由はさまざまですが「書けそう」より「とりあえず書いて失敗するほうがマシ」と思い、覚悟して飛び込んだケースも耳にします。

この行動、社会人として褒められた行動か・褒められない行動か……と聞かれれば、もちろん褒められないほうに分類されると思います。

しかし、誰しも綺麗ごとが通用する世界で生きているわけではありません。

ですから、Bさんも理由は何であれ「とりあえず書いて失敗するほうがマシ」と考えているなら、覚悟して「もしかしたら…もしかしたら調べながらだったら書けそうかも」と思える仕事に応募してみてください。

僕の最初の仕事は【成人向けビデオのタイトルリライト】でした。しかも、きつすぎて即「ごめんなさいもう無理です」って辞めてます。

お金を支払う側(発注者)に迷惑をかけないことはもちろん大切ですが、お金を支払う側は「他人に任せることのリスク」を考えて行動している人も大勢います。採用して即音信不通・即辞退宣言するライターに遭遇した発注者もたくさんいるでしょう。

とくに初心者の実状は “そんなもの” なのです。

ですから、1回挑戦してみてください。

「もしかしたら…もしかしたら調べながらだったら書けそうかも」と思える仕事に応募して、精いっぱい頑張って、どうしても無理だったら逃げずに「すみません。自分にはどうしても難しくて」と相談すれば迷惑は最小限に抑えられます。


もしも最初のハードルを越えて、すこーしずつ仕事ができるようになってきたら “ずらし営業” という良い方法があります。

Bさんがお持ちの文章起業にも書いていますし、ブログにも書いています。

> https://fujiharasho.com/transfer-business-technique/

上記記事の前半部分が、多少参考になるかもしれません。

要するに「できる限りかんたんな仕事から始めて、似ているけど少し難しい仕事に移行してこう」という方法です。

ご参考になれば幸いです。

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