藤原さん、いつもお世話になっています!
早速ですが「文章の推敲方法について」ご質問です。誤字脱字チェックを始め、いまは推敲ツールがたくさん溢れています。無料や有料のものもあり、どれを使うのが効率が良いのか迷子になりました…。
ライターさんの推敲方法を調べると、同じ誤字脱字チェックでも複数のツールを使われている方もいるようです。結局は自分の使い勝手がいいものを選べばいいのかもしれませんが、藤原さんはどのようなツール(方法)で推敲されていますか?
ご回答いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
はみさん
いつもSNS上で仲良くしてくださりありがとうございます。当サイトを活用いただけて嬉しく思います。
質問文にもあるように、推敲ツールはほんといろいろありますよね。
有料のものは『文賢』や『Just Right!6 Pro』を使用してきたのですが、どちらも半年以内に使わなくなりました。最初はそれなりに役立ったのですが、毎日ソフトから指摘を受けているうちに「これでなければ見つけられない」といったミスがなくなり、次第に「不自然な空白がある」「読点が二度続いている」など無料ソフトでも検出可能なものばかりになったからです。
その他にも、いろいろと活用してきたのですが、現状は『Microsoft Word』に落ち着いています。
Wordも設定次第では二重否定や文語調の箇所を指摘してくれますし、校閲機能を使用すれば表記ゆれや誤字を教えてくれますから、個人的には十分に思えてしまって。これは、わたしのクライアントが表記に細かいレギュレーションを設けていないことも関係しているかもしれません。
ただし明らかなミスを指摘してくれない、あるいはミスではない箇所を誤りだと指摘してくることもありますから、結局はWordの文章読み上げ機能に頼っている部分が大きいと思います。
なお、自身のブログにアップする原稿に関しては、とりあえず早くあげてしまいたいので『Enno』を利用してチェックし、記事アップ後にスマホで何度か黙読して調整しています。
ここまでの文章だと「Word以外不要論」に終始しているように思えるのですが、初期費用の負担に抵抗がなければ一度『文賢』を試されてみてはいかがでしょうか。有料ソフトなだけあって使いやすいですし、ルール設定ができるので「クライアントごとのレギュレーション」を設定できたはずですから、取引先が多い場合には有用そうです。
『Just Right!6 Pro』はあまり記憶に残っていないのですが、試用期間があるのでこちらも一度試されると良いかと存じます。
あまり明確な回答にはなっていないように思いますが、総論としては「自分はWordで十分だった。試したもののなかでは『文賢』「Just Right!6 Pro」が比較的良かったように記憶している」となります。
ご参考になれば幸いです。