「Webライターとして収入を伸ばしたい」と強く思う一方で、どのようにして高単価な案件を受ければ良いのか分かりませんよね。実のところ、収入アップの王道を知らなければ、とんとん拍子に報酬額を上げていくことは困難です。

今回は、収入が伸びづらい状況を打破し、高単価ジャンルで仕事獲得をするための「ずらし営業」をご紹介します。

過去、元記者の方に ”月収100万円のWebライター” として取材をしていただいた経験もあるため、「筆者は本当に稼いでいるのだろうか」と気になる方は以下記事をご参照ください。

1.「専門性・拡散・成約」が高収入なWebライターの共通項

皆さんもご存知の通り、Webライターは ”平均収入が低い職業” に分類されます。

そんな業界で、月収が100万円を超える高収入なWebライターには、ある共通点があります。

  • 専門性の高い記事を書ける
  • 拡散されやすい記事を書ける
  • 収益を生み出す記事を書ける

高収入なWebライターほど、いずれかの記事、あるいは全部の記事制作を得意としているのです。

このうち、多くのWebライターがすぐに実践できて、効果を出しやすい項目は「専門性の高い記事を書ける」というもの。

次章からご説明する ”ずらし営業” をもちいることで、専門性の高い記事を書くための準備が徐々に整います。

2.収入を伸ばしたいWebライターは「ずらし営業」を意識しよう

ずらし営業とは、仕事のジャンルを既存の分野からずらしつつ、少しずつ高単価な案件に寄せていく営業方法です。

たとえば、節約家の主婦ライターが、節約に関するジャンルの記事制作をしていたと仮定します。節約家であれば、節約ジャンルの記事は実体験をもとにして書きやすく、比較的難度の低いジャンルだとえ言えます。

ただ、節約ジャンルの記事を書ける人は多いため、この領域の報酬額は低めです。だから、節約ジャンルをスタート地点として、関連性のある分野の案件に乗り換えていく。これが、ずらし営業です。

  1. 節約ジャンルで記事を制作
  2. 1の実績を武器に、ポイント活動・ポイント投資の案件に応募
  3. 2の実績を武器に、簡単なマネーリテラシー系の案件に応募
  4. 3の実績を武器に、本格的な資産運用ジャンルの案件に応募

こうやって、段階的に隣接するジャンルの案件に応募し、守備範囲を広くしていくことで高単価なジャンルを探り当てられます。

とてもシンプル。要するに、同じ場所にとどまっていても収入は増えないから、無理のない範囲で移動して「より良い場所」を探しましょうということです。

3.もう一つの方法。Webライターの業務ずらし営業を解説

Webライターが、効果的に収入を伸ばすことを考えるとき、再現性の高い方法はジャンルをずらしていく方法です。

しかし、経験上これでは収入アップの頭打ちが早く、ジャンルによっては文字単価5~6円ほどで限界を迎えるように思います。

そのため、ジャンルをずらして高単価ジャンルの獲得方法を身に付けたあたりから、「業務ずらし営業」を意識しつつスキルアップすることを推奨します。業務ずらし営業とは、以下のような行為を指す造語です。

  • ライティング(+サイト設計・構築)をやりますと提案
  • ライティング(+他ライターの発注管理・編集)をやりますと提案
  • ライティング(+SNSで執筆記事の拡散)をやりますと提案

上から2つは、僕が実践している業務ずらし営業です。前者はCMSやマークアップのスキル、後者は他者の記事に赤入れできる文章力とマネジメント力が欠かせません。

その代わりに、Webライター単体では到達困難な水準の収入を実現できます。

最後の「SNSで拡散します」というものは、僕自身が大きな影響力を持っていないため実体験は無しですが、驚くほどマージンを乗せてもらっている例を聞きました。

4.参考例:収入100万円/月を達成した僕のずらし方

僕の場合、ここまで解説した “ずらし営業” を駆使して、専業ライターになって1年目で月収100万円を達成できました。

自身の性格上、大きなお金を得ることに意義を感じるわけではありませんが、それだけの対価を受け取れる価値提供が出来たことを嬉しく思います。

まず、僕は元美容師であり、Webライティングに使える特筆した武器はありませんでした。しかし、趣味で株式投資をやっていた経験を利用し、独立初期の段階では株式投資系の記事からスタートしています。

  1. 株式投資の記事制作(文字単価~2円)
  2. 不動産投資系にずらし営業(文字単価~4円)
  3. 太陽光投資系にずらし営業(文字単価~10円)
  4. 投資系メディアの編集を担当(業務委託料10~30万円/月)
  5. サイト構築から記事制作を担当(業務委託料10~20万円/月)

上記のように、少しずつ「大きなお金が動くジャンル」かつ「ライターより上流の業務を巻き取ること」を意識して、責任は大きいけれども対価も大きなポジションで活躍できるよう努めてきました。

これらを組み合わせて、本記事の作成時では50~100万円/月の収入を得ています。

5.ずらし営業で高収入を目指すなら「段階的に」を意識すべし

いち早く高収入になりたいからと言って、実力を大きく超える仕事に参画することは推奨しません。高単価案件の獲得にこぎ着けたは良いものの、 “やり切り力” が足りないために途中で投げ出す人を何人か見てきました。

自動車免許取って1年のドライバーが、何とかF1レースに出たけれど事故死してしまった。みたいな状況になるわけです。

だから、段階的に実力ちょい上程度を狙いつつ、ずらし営業をかけることを推奨します。

6.まとめ

高収入なWebライターの多くは、ずっと同じ分野でライティングをしてきたわけではなく、記事制作のジャンル(+業務)をずらしつつ収入を伸ばしている人が多いように思います。

いまだ「Webライター=稼げない」という風潮があるものの、収入を伸ばす方法が一般的になっていないだけで、決して低収入を強いられる職種ではありません。

ずらし営業は、今日すぐにでも実践できる方法なので、ぜひ活用してみてください。

また、ずらし営業とは別に、取引先を法人に絞ることで大きな案件をいただくよう切り替えてから、より高収入になったと体感しています。

理由の1つは、個人の事業者さまより法人のほうが高単価な商品を展開しているケースが多く、その売上に貢献しやすいからです。

上記のようなステップアップを推奨しており、まず重要となる ”法人案件の獲得方法” については『藤原将軍のライティングメルマガ(リンク先は紹介記事)』で解説しています。

メルマガを通じていただいた質問にも積極的にお答えしているので、法人案件の獲得からその後のキャリアアップまでまるっと知りたい方はご活用ください。