橘さん

①結論聞きたいこと
藤原さんのような文章を書ける1番の方法、最短のルートはどのようなものかご教授いただきたいです。

②理由や背景
現在副業で月5万円ほどは稼げるようになりました。
9月から退職して専業ライターになるので、早く稼げるようにならなくてはなりません。

文章力にまだ自信が持てません。
藤原さんのようなわかりやすく簡潔な文章を書けるようになりたいです。
早く月収100万円稼げるライターになりたいです。

③今まで調べたことや試してきたこと
とにかく書くことがいいと調べました。
案件がある時は1日2,000文字以上書くように。
案件がない時はTwitterを利用して140字を5から10ツイートしてます。
本を読むといいと書いてある文章術の本にあったのでビジネス本を中心に読んできました。

④今後どうしていけば良いか?考えた仮説
藤原さんの本の「書く副業のはじめ方」にあったようにいい文章を写経していく。
いい文章の記事をよく読み分析する。
とにかく書く。ノルマを3,000字から1万字へ上げていくなどを考えています。
藤原さんのような文章力を身につけるヒントを教えてください。

橘さん

ご質問ありがとうございます。

返答が遅くなってしまい申し訳ございません。

藤原さんのような文章を書ける1番の方法、最短のルートはどのようなものかご教授いただきたいです。

上記のように言っていただけて光栄です。

「藤原のような文章を書けるようになるには」と聞かれると、案外自らの文章にある特徴を言語化できていないのだと実感します。というのも、あまり自身の文章には特徴がないと思っているのです。

そのような前提をもとにしつつ、文章の型などはお手元の文章起業に記載があると思いますから、少し捻った切り口から回答してみます。

  • ひらがなと漢字は極力 “塊” にして使う
  • 体言止めは “ここぞ” というときに限定して使う
  • 文章は長いところ・短いところの緩急をつける
    (完全に交互でなくても良いが深呼吸のように)

なんだか、身も蓋もない話ばかりになる予感があります。

月収100万円達成を目標にする場合の優先事項は、美文を書けることよりも「何を書けるのか」「どのくらいの速さで書けるのか」「発注者の意図をくみ取れるのか」だと思いますから、それらのバランスについては別途ご再考願いたく存じます。

ひらがなと漢字は極力 “塊” にして使う

1つめに関しては、よく「ナニソレ」と言われます。簡潔に例文で示します。

  • 私の名は藤原将です。君の名を私に教えて下さい。
  • わたしの名前は藤原将です。貴方の名前をわたしに教えてください。

不自然すぎて申し訳ないのですが、手短にわかりやすいものを用意しました。

上記は単純に「漢字を開いただけでは?」と感じられるかもしれませんが、わたしはそこまで漢字とひらがなの割合にこだわりはありません。(相対的に気にならない要素であるという意図です)

それよりも、前者のように青・赤が小刻みに交互することのほうが気になるのです。

  • 藤原将ですえてさい
  • わたしの名前藤原将です貴方名前をわたしにえてください

後者は前者よりも青・赤の交互を抑えられていることが見て取れるでしょうか。いつからか覚えていませんが、わたしの文章は前者よりも後者に近づくよう意識して書かれています。

体言止めは “ここぞ” というときに限定して使う

体言止めによる「書き手の得意げな感じ」がやや苦手です。

他人の文章を読んでそう思う……というよりは、自分の文章を客観視したときに気分が悪くなるのです。

ですから「ここは体言止めでなければ」と感じたところ以外は、基本的にほかの語尾で終わらせています。

ただ、文字数制限がある環境下ではこの限りではありません。

文章は長いところ・短いところの緩急をつける

自身のなかの感覚的な基準であり、誰かに強要するものでもありませんから、本項に関しては言語化するなどと想像していませんでした。できる限り簡潔に解説してみます。

筆者は「自らの分身となる書籍があれば、事業は有利に進む」と考えています。 個人事業主は集客や営業、実務とアフターフォローを単独で遂行しなければなりません。ですから、事業が軌道に乗るほど「自分がもう一人いたら助かるのに」と思う機会が増えます。

わたしは「文章の長い・短い」を一文(文頭から句点まで)の長短では判断しません。

文字色が変わるたびに、自身のなかの「文章」という一単位が始まるイメージです。

筆者は「自らの分身となる書籍があれば、事業は有利に進む」と考えています個人事業主は集客や営業実務とアフターフォローを単独で遂行しなければなりませんですから、事業が軌道に乗るほど「自分がもう一人いたら助かるのに」と思う機会が増えます

これは今年9月に配信予定の『副業出版』の冒頭にある一段落です。

とくに何も考えず引用しましたが、色分けを見ると長短の緩急がついている様子を見て取れます。

同時に「わたしはこのように文章を分解しています」と伝える意味でも色分けいたしました。

書籍に載っていない部分としては、ここまでに記した3つが特徴と言えるかもしれません。

橘さんへ配慮した回答になっているか怪しげではありますが、何か執筆作業に取り入れられるところがありましたら幸いです。

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