ライターに繋がる何かの資格を取得したいが、何が良いのかわからない。現在FPを検討中ですが、3級くらいでは意味が無いのかと思い、悩んでいます。
のがわさん
ご質問ありがとうございます。
「ライター活動に活きる資格を……」とのことですが、極論するとどんな資格でも役に立つと思いますし、何も取得しなくても問題なくライター活動は伸ばせると思います。
FP3級もきっと役に立つ
のがわさんは、FP3級の取得を検討しておられる(質問時点)のですね。
何を持って「ライターに繋がる」のか、のがわさんと私では基準が異なるかもしれませんが、少なくとも私の基準においては「無いよりあったほうが有利になる」と思います。
持っているだけでは効果を感じられないかもしれませんが、のがわさんご自身がFP3級を強みとしてアピールする工夫をおこなえば武器になるはずです。
たとえば ①
提案文に「少しでも読者様に公正な知識を提供したいと思い、今年〇月にFP3級の資格を取得しました。今後、FP2級取得にも挑戦する予定です」と盛り込めば、コンテンツづくりに真摯な姿勢が伝わります。
たとえば ②
ライターネームを「のがわ@FPライター」等にすることで、実績や実力が同等のライターがほかにいても “名前の引き” で有利に進む(目に留まりやすい)ことはありそうです。
「FP3級がなければ契約できない」といった案件はあまり目にしませんが、金融系のお仕事の提案文に盛り込めば多少なり効果を発揮しそうですし、万が一にもマイナス方向に働くことがあるならFP3級持ちであることを黙っておけば済む問題です。
以上から「取得すれば収入が増える」と認識するのではなく「ぱっと見の印象が強くなる」とか「提案文が苦手だから客観的評価の1つとして使いたい」といった意図のもと取得するなら、FP3級は十分に活用できるよう思いました。
FP3級に限らず、あらゆる資格は “自己PRが苦手な人” にとっての支えになると感じるものの、それ以上の強烈なメリットはまだ見いだせていません。
FP以外についてですが、ライター活動の収入を増やすという観点において、短期間の勉強で取得できる+明確に好影響をもたらす魔法の資格はないように思います。
実際、私は「何かライター活動を有利にする資格があるなら取ろう」という心持ちではあるものの、美容師免許と自動車運転免許のほかに資格を取っていません。
おそらく今後も「収入を増やすために取る」ということはなく、行動するとしたら「今のクライアントにより貢献できそうだから」とか「どうしてもやりたい仕事(要資格)が見つかったから」といった動機が見つかってからだと思います。
要するに、必要になったら取ってやろう……と考えているわけです。
個人的な意見としては、まず大部分のリソースを仕事に充ててみて、そのなかで資格が必要になるなら取得する形でも良いように思いました。
ご参考になれば幸いです。