はじめての営業(こういう所、案件は危険…など)について
※箇条書きでいただいた質問を抜粋。
K. T.さん
「こういうところ、こういう案件は危険」を端的にあらわすと、以下のように言えます。
- 取引の仕方が雑
- 途中で音信不通になる
- 仕事完了後に報酬を払ってくれない
どれだけ注意していても、これらの問題に遭遇することはあります。
ただ、クラウドソーシングを利用するなら、発注者のプロフィールを見ることで確度の高い対策をとれます。
「クラウドソーシングの利用は営業なのか?」と疑問に思う方へ。
クラウドソーシングを「ライターを欲している企業のリスト」と見方をずらすと〝単なる仲介サービス〟の認識が変わります。
プロフィールを見たとき、注視すべき点は以下の3つです。
発注数 | 仕事を発注した回数 |
評価 | 獲得した評価の平均値 |
実績・評価(○件) | 取引したランサーズ利用者の評価(レビュー) |
発注数が多いほど、発注に慣れている発注者であると捉えられます。
評価が高いほど(物腰の程度に限らず)丁寧な仕事ぶりなのだと予想できます。
取引したライターのレビュー文があるなら、より細かく仕事の様子をうかがえるでしょう。
以上の基準をもってプロフィールを見ると、クラウドソーシングにおいては「危険な仕事」にあたりづらいのではないかと思います。
発注数が10件以上、評価が4以上あれば、僕は「発注数が多い、評価が高い」と見ています。
クラウドソーシング以外、つまり直接契約に関しては、見立ての難度が数段高いと感じます。
ですから、一気に大量受注するのではなく、まずは少量を受注するようにしてきました。
お相手が「初回から大量発注したい」と言うなら「ご満足いただける品質か見定めていただきたく思いますので、まずは一記事から」と要求します。
その提案が強引に押し込められるなら、今後のコミュニケーションも大変だと思いますから、リスク回避の観点から言うと退いたほうが良いでしょう。
もちろん、逆にチャンスと思うなら受注するのも戦法の1つ。リスクをとってリターンを狙うか、リターンを抑えつつリスクを避けるか、主義の違いです。
ご参考になれば幸いです。