読むと、スキルアップしてしまう

Webライティング講座

文章力を強化するノウハウを大放出します。

文章はセンスではありません。とくにWeb記事の文章は、コツと型(テンプレート)でクオリティが決まります。

ライティングとは無縁の人生でしたが、独立後に文章の型をいくつか覚えただけで、元記者のフリーライターさんから文章を褒めていただけるまでになりました。

また、電子書籍『文章だけで月100万円稼ぐ方法』の出版後、多くの出版社様から「著書を拝読しました。構成も文章も素晴らしいため、ぜひ紙書籍化させてほしい」とありがたい提案をいただいています。

僕自身、まだまだ修行中の身ではありますが、文章力に一定の評価をいただけるようになったのです。

この記事では、Webライティングのスキルを高めるためのポイントを、ぎゅっと凝縮してお伝えします。

    この記事を書いたライター

    藤原 将

    ライター志望者、ならびに悩める中堅ライターを支援する『藤原道場』の講師。

    • 独立9ヶ月目に月収100万円到達
    • ランサーオブザイヤー2021受賞
    • 電子書籍が爆売れして商業出版

    こんな経験を生かし、あなたを「稼げる書き手」に導きます。

    【初心者向け】文章術の学習前にライティングの基本用語を解説

    Webメディアの記事には決まった形があります

    この項は初歩的な知識解説なので「すでに何度かWebライティングの仕事を受けて基本事項は知っている」という方は、次章に進んでください。

    Webライターとして活躍するなら文章力が大切であるものの、スキルアップのための勉強は “Web記事の形” を知ったうえで進めなければ成果を得られません。

    以下の画像をご覧ください。

    上記画像は、Web記事の基本的な構造を切り取ったものです。

    ①~⑦まで覚えておくことで、次章から解説する内容が理解しやすくなるので、まだWeb記事の基本形について知らない場合は予習しておきましょう。

    呼び方役割
    ①タイトル
         
    記事の主題です。

    Googleの検索結果に表示された主題を見て、読者は記事を読む or 読まないを決めます。
    ②アイキャッチ画像記事の表紙です。

    ブログ内の記事一覧を表示させたときや、SNSで記事を共有したときに表示されます。
    導入文
    (リード)
    読者が最初に目にする文章です。

    「この記事は〇〇を説明します」と触れることで、読者の興味を引くための役割を担います。
    ④目次記事の目次です。本の目次と同じように「記事全体の道案内」を担当します。

    サイトによっては設置されていません。
    ⑤見出し記事の見出し(これから触れる章のテーマ)です。その章を簡潔に解説した一文にします。

    「〇〇とは?」や「〇〇のメリットは5つ」といった文章を入れることが多くあります。
    ⑥画像見出し下に配置される画像は、見出しに関連する画像を入れる場合が大半です。

    「紅茶の淹れ方は5ステップ」という見出しなら、紅茶に関連する画像をここに差し入れます。(上記のように文字を入れるケースはレア)
    本文記事を構成する文章。見出しで触れた内容について、文章を書き入れる部分です。

    文章のみで書き進めるだけでなく、箇条書き・表を使って情報を読みやすく配置していきます。
    本記事では、上記の青文字部分に特化して “文章術” をご説明しています。

    Webライターを始めたばかりの方であっても、ここまでの知識をインプットすれば次章からのスキルアップノウハウを吸収できるはずです。まだ、Web記事に関する知識がない場合には、一度上記の項目を一通りご参照ください。

    文章力の高いWebライターになるテクニック

    Webライターが目指すべきは読みたくなる&分かりやすい文章

    Webライターに求められるのは、小説家のような気の利いた表現ではありません

    “続きを読みたくなる&分かりやすい文章” を書くことが、僕たちWebライターに求められるスキルです。

    導入部分の書き方、分かりやすい本文の書き方、いますぐ使えるライティングのテンプレート(型)を順にご紹介していきます。

    記事全体を読みたくなる導入部分の書き方

    導入文は、ここだけ押さえておけば大丈夫です。

    1. 読者に “悩み” を認識・再確認してもらう
    2. 悩みが “解決可能” であることを伝える
    3. “記事を読んだ、その先” を想起させる

    BtoB(対法人)の商品を扱うメディアの場合、上記の構成とは異なり、以下のようにベネフィット(体験)に対する訴求を抑えた導入文をもちいることもあります。

    1. “いまから紹介する商品” が解決する問題を提起
    2. 商品を導入することでもたらされる結果を明示
    3. 再度 “〇〇の問題” を解決する記事だと念押し

    本記事の執筆時点で6年間ライティングに従事していますが、ほとんどの場合は上記いずれかのフォーマットでOKが出ます。

    伝えたい内容を、分かりやすい文章にする方法

    ライティングをする際、僕は一文を40~60字程度に収めることと、文章を読みやすくする13のルールを意識しています。

    Webライターの文章力を高める13のルール

    1. 伝えたいことを一覧で書き出す
    2. 誰に伝えたいのか設定する
    3. 読者にどう思ってほしいのか考える
    4. 主語と述語を明確にする
    5. 意味の切れ目で読点をうつ
    6.一文が長いなら主語と述語を近づける
    7. 一文ですべて伝えようとしない
    8. 並列の要素は箇条書きにする
    9. トートロジー(同語反復)を避ける
    10. こまめに改行する
    11. 断定を避けた回りくどい表現を削る
    12. 各セクションの内容の重複を削る
    13. 文末のバリエーションに配慮する

    よほど難しいテーマの記事でなければ、上記のポイントに気を付けることで “読みやすい記事” ができあがります。例外的にルールを外して書くこともありますが、Webライティング初心者のうちは13のルールを徹底し、基礎的なライティング技術を磨くよう推奨します。

    Webライティングに使えるテンプレート(型)

    Webライティングには先人が作ってくれた作法(型)があります。先ほどのルールを踏まえて以下のテンプレートを利用すれば、安定して読みやすい文章を生み出せるようになります。

    Webライティングのテンプレート

    1. 全体から個別、抽象から具体
    2. PREP法(要点→理由→例示→要点)

    このほかにも、世の中にはライティングの型が数多くあります。

    ただ、分かりやすさ+情報の正確さが重視されるSEOライティングでは、上記2つのテンプレートさえ覚えておけば十分に事足ります。

    「たくさんテンプレートを暗記したから良い文章を書ける」というわけではないので、まずは基本的な2つの型の練度を高めていきましょう。

    ここまで読み進めて「抽象度が高いな」と感じたときのため、以下記事をご用意しました。より具体的なサンプルを載せているので、もう一歩理解を深めたい場合はご参照ください。

    ライティングが速いWebライターになるテクニック

    ライティングのスピードはタイピング速度ではなく準備で決まる

    適当に仕事をこなして、記事執筆をスピーディに完了させるWebライターを良いとは思いません。

    しかし「とにかく時間をかければ良い」とも思えません。ライティングのクオリティを落とすことなく仕事効率を高め、1日あたりの作業量(それにともなう報酬)を増やす努力も、Webライターに必要なことの1つです。

    • 日頃から執筆ジャンルの本・メディアを読む
    • 執筆ジャンルの信頼できる情報源をリスト化
    • 手抜きではなくツールで時短する
    • 一度目の執筆を二度目以降に活かす

    クオリティを落とすことなく、ライティングのスピードを早めたいなら、これらの意識を持つことが大切です。少しでもライティング時間を短く、精度を高くするため、僕の場合は休憩中に執筆ジャンルに関連する書籍・動画を見ています。

    また、多少のお金を出して時短に使えるソフト・道具が手に入るなら、積極的に購入してきました。具体的にどのような手順でリサーチをしており、どういった道具を購入しているのかは、以下記事でご紹介しています。

    独自性のあるWebライティングを身に付けるテクニック

    面白い記事を書きたいならたとえ話&独自性を磨くべし

    分かりやすい文章を書けるようになったあとは、少しずつ “独自性(オリジナリティ)のある文章” を書けるように訓練していきましょう。記事に、最新・正しい情報を盛り込んだうえで、つぎのポイントを加えていくのです。

    • 自身の実体験
    • 根拠のある独自の見解
    • 読者の想像を助けるたとえ話

    ややレベルは高いものの、独自性を交えたライティングができるWebライターは、取って代わる存在のいない人材として重宝されます。

    文章書きが楽しくないライターは「客観的自分語り」を試して欲しい(外部リンク)