ライティングのおすすめ書籍って、そうそう変わるものではありません。

ビジネスの本質が学べる名著や、子どもに読み聞かせると喜ぶ絵本のように「後世にわたって読み継がれていくだろうな」みたいな本が、ライティングの分野にもあるのです。

今回は、僕がライターを始めてからお世話になっているおすすめの本9+1冊ご紹介します。紹介した本を読んでインプットしたら、あとは実際に書くだけ。

あなたは「あの本を読んでおいて良かった」と感じるはずです。

■ ライター初心者に意識してほしい本の選び方

簡単に「本の選び方」について話をさせてください。

僕はライティング関連の本を何十冊も買って読んできました。

そのなかで「これは当たりだ」と喜ぶこともあれば「なんで買っちゃったんだろう」と後悔したこともあります。

本の選び方を知っていたら、きっとこんなことにはなりませんでした……

□ 一冊は「Webライティング」の本を読んでほしい

Webライターとしてライティングを学ぶにあたり、初めに読むべき本は「文章の作法」を学ぶための堅苦しい作品ではありません。

Webライターは文章を書く仕事ではありますが、綺麗な日本語を書ければ誰でもWebライターになれるわけではないのです。

「Webライティング」ができるからこそ、Webライターとして仕事をもらえるのです。

どれだけ気の利いた言い回しが使えても、Webライターとして評価されることはありません。エンタメ小説を書く技術、純文学を書く技術、小論文を書く技術はWebライティングには不要です。

以上の理由から、まずはWebライティングを学べる一冊を手に取っていただきたいと思っています。

□ 試し読みをして「目次」だけでも読んでほしい

Webライティングを題材にした本に絞っても、多くのタイトルがあり、想定しているであろう読者のレベル感は異なります。

  • Webライター1年生向けの本(月5万円稼ぐための知識)
  • Webライター3年生向けの本(月15万円稼ぐための知識)
  • Webライター5年生向けの本(月100万円稼ぐための知識)

これからWebライター1年生になる人が、5年生向けの本を読めばどうなるでしょうか。

「え、なにこれ。難しくて理解できない」

レベル感の不一致により、本を読んでもほとんど得るものがない状態に陥るのです。

僕自身、Webライティングの本を買って後悔したときは、例外なく「これは僕のレベル感には合わない本だ……」と感じていました。

レベル感の不一致を避けるためには、本を購入するまえに目次を読むことが大事です。

Amazonで販売されている本の多くは「試し読み」が設けられており、目次と本編の数ページを読めるので、この機能を活用して最初にレベル感のすり合わせをするようおすすめします。

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藤原将
とはいえ、一冊目からレベル感がマッチしたWebライティングの本を選ぶのは難しい……

と自分でも感じていたため、一冊目にふさわしい本を目指して自著を出版しました。

本記事の最後でご紹介しているので、一冊目選びに迷ったら手に取っていただけると嬉しく思います。

■ 正しく読みやすい文章を学べる本

文章の基礎部分を学ぶための本をピックアップしました。教科書、あるいは辞書といった表現に相応しい書籍です。

□『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』

どんな本なの? 3行解説

・ニュースメディアの教育担当が著者

・読みやすい文章の型をOK例とNG例で解説

・ライティングの全容(書く~整える)を学べる

こんなアナタにおすすめ

スッキリと読みやすい文章を書けるようになりたい

□『記者ハンドブック』

どんな本なの? 3行解説

・コンセプトは「正しい日本で伝わる文章を」

・漢字と平仮名、送り仮名や同音異義語の使い分けを明記

・自宅でも出先でも手元に置いておきたい辞書としての一冊

こんなアナタにおすすめ

新聞記者が基準とする “正しい日本語” の辞書を手元に置きたい

□『10倍速く書ける 超スピード文章術』

どんな本なの? 3行解説

・締切を破ったことのない速筆ライターが著者

・書くまえの “素材集め” について詳しく解説

・書いている最中の迷い&悩みを消すための一冊

こんなアナタにおすすめ

速く文章を書くための思考法・手順を身に付けたい

■ 売れる文章を学べる本

売れる文章(コピーライティング・セールスライティング)を学ぶための本をピックアップしました。

いきなり難解な本に目を通すより、易しい内容の書籍から読むほうが挫折率を抑えられます。奥が深い分野であるため、根気強く学ぶ姿勢が求められます。

□『ポチらせる文章術』

どんな本なの? 3行解説

・目線を下げてコピーライティングを易しく解説

・読みやすい書籍ながら、本質的な思考法が詰め込まれている

・ライター以外にも勧められるクセのない一冊

こんなアナタにおすすめ

コピーライティングを始めて勉強する(難しいのはNG)

□『最強のコピーライティングバイブル――伝説の名著3部作が1冊に凝縮! 国内成功100事例付き』

どんな本なの? 3行解説

・コピーライティング業界の重鎮が著者

・マーケター視点での “書く” が分かる

・すぐに使える実例が豊富

こんなアナタにおすすめ

コピーライティングの名著をまとめてインプットしたい

□『バカ売れキーワード1000』

どんな本なの? 3行解説

・キャッチコピー特化の辞書

・あらゆるコピー考案時にトレースできる

・ハンドブックと同様、手元に置いておきたい一冊

こんなアナタにおすすめ

効果のあるタイトル・キャッチコピーの見本が欲しい

■ SEOライティングを学べる本

SEOライティング(おおむねWebライティングと同義)を学ぶための本をピックアップしました。

上から順番に、下へ進むほど専門書のようなテイストになっていきます。いずれも有用であるため、好みに応じて手に取ってみてください。

□『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—』

どんな本なの? 3行解説

・SEOライティング系の書籍では飛びぬけて有名

・ストーリー形式になっておりSEOを手軽に学べる

・簡単でありながら、詳しい部分まで一通り学習可能

こんなアナタにおすすめ

分厚くても良いから、とりあえず一冊間違いのないSEO書籍が欲しい

□『SEOに強いWebライティング 売れる書き方の成功法則64』

どんな本なの? 3行解説

・SEOライティングの基本を易しく解説

・”考え方” よりもテクニックの解説寄り

・コピーライティングについての解説もあり

こんなアナタにおすすめ

SEOライティングと文章の書き方をまとめて一冊で勉強したい

□『最新のGoogle対策! これからのSEO Webライティング本格講座』

どんな本なの? 3行解説

・同ジャンルの書籍ではとくにアカデミックな印象

・Googleアルゴリズムとの向き合い方を学べる

・施策に対して “なぜならば” が徹底的に解説される

こんなアナタにおすすめ

とにかく “SEOライティング” を掘り下げた一冊を読みたい

■ Webライティングに特化した攻略本を書きました

とはいっても、一冊目からピンポイントで「レベル感がマッチしたWebライティングの本」を選ぶのは簡単ではありません。そもそも、文章術の本に比べてWebライティングの本が少ないんです。

そこで「自分で最初の一冊にふさわしい本を作ってしまえ」と、パソコンやスマホで読めるKindleを書きました。

本編で紹介していく紙の本と並べるのは恐縮ですが、二冊目、三冊目が読みやすくなるようにWebライティングの基本をまるっと詰め込んでいます。いわば前菜です。

どんな本なの? 3行解説

・吃音症で悩んでいた美容師が著者

・未経験から月収100万円までの道を指し示す一冊

・時代にあわせて内容がアップデートされます(Kindleなので)

こんなアナタにおすすめ

Webライターになり、収入を高めていく方法を一冊で学びたい

前菜とは言いつつ、初版の時点で8万文字近く詰め込んでいるので、第一歩を踏み出すための攻略本としては申し分ないと自負しています。

Amazonページのレビューを見る限り、僕が伝えたかったことを十分に伝えられた感触を得ています。

■ まとめ:体系的に学ぶことの重要性

ライティングのノウハウは、Webメディアやブログで無料公開されています。ただ、これらはいずれも断片的にしか文章を学べません。

そのため、身に付けた各ノウハウの関係性が把握できておらず、自由自在に知識を引き出せない状態になります。

続きもののドラマやアニメを何話も見逃すと、友人にストーリーの肝となる場面を上手く説明できないことと同じです。

前後の文脈を理解できていないから「あれ、何であの展開になったんだっけ」と混乱するわけです。

一方、書籍は数万~十数万字というボリュームではあるものの、一冊で “あるライティングの領域” を体系的に学習できます。

映画を見て、翌日に「あの映画どうだった?」と聞かれてまったく答えられないことなどないですよね。一本まるまる見たのですから。

僕はkindleを利用して読書します。

要するに、書籍でライティングを学ぶのは最高だってことです。

書籍で学べない “スキマの知識” や “最新情報・生の情報” は当ブログで学んでいってください。

ちなみに、僕はKindleを読むために「Kindle Paperwhite」と「iPad Air」を保有しています。Kindle Paperwhiteは5年、iPad Airは1年以上使っていますが、読みやすさの点で比べるならiPad Airのほうが読みやすい印象です。

Kindle Paperwhiteは携帯性に優れていて、目に優しい設計である点は良いのですが、本のレイアウト次第ではかなり読みづらいのです。一方、iPad Airはどんな本でも読みやすく、ライトなライティング作業ならこなせます。

こちらの記事で紹介しているので、ご参考までにどうぞ。