僕は、経済成長を続けるアメリカに投資をできる「米国株ETF」のなかから、特に高配当なものを選んで投資しています。

執筆時点では、毎月10万円を高配当ETFのSPYDに投資しています。正直、コンスタントに大きな金額を投資し続けるというのは厳しいものです。

しかし、早くから米国株ETFに投資をすることで、自分の将来は確実に豊かになるものと信じています。

今回は、そんな思いで投資をしている僕自身が、米国株ETFを通じてどのように資産形成をしているのか解説していきます。

この記事の目次(クリックで飛びます)

1.高配当な米国株ETFは早期リタイアへの確かな道

「早期リタイアをしたいな」と真剣に考えたとき、再現性の高い方法は非常に限られているのだと気付きます。僕自身は、早期リタイアまでの現実的なロードマップとして、方法を大きく3つに絞っていました。

リタイアの具体的方法この方法に対する印象
1. 高配当ETFの運用確実ではあるものの地道
2. 不動産の家賃収入参入時に大きく赤字を掘るため不安
3. 本業を組織化する利益率は良く現実的だが、責任重大

これらの選択肢、どれも挑戦したい気持ちでいっぱいなのですが、配当金による早期リタイアに比べて後者2つは圧倒的にハイリスクだと感じました。

いち早く早期リタイアをしたいけれど、リスクを取って失敗したために「急がば回れ」になることは絶対に避けたい。そう考えたことで、選択肢は高配当な米国株ETFに絞られました。

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2.高配当のエース「SPYD」!米国株ETFはこれに一点集中

米国株ETFには魅力的なものが多く、投資先の選定はかなり迷いました。当然、王道の米国株ETFであるVOO・VTIが、どれほどのポテンシャルを秘めているかも理解しています。

しかし、配当利回りの高さを優先し、米国株ETF「SPYD」に集中投資をすることに決めました。

(1)高配当な米国株ETF「SPYD」の基本データ

米国株ETFの高配当担当であるSPYDが、どのような投資先なのか解説していきます。

まず、最大の特徴は「配当利回りの高さ」です。本記事の執筆時点(2019年9月)における直近利回りは、下記資料のデータを上回る5.13%でした。

実際には約28%の税金が引かれて3%後半になるものの、他の米国株ETFと比べてずいぶん魅力的な水準となっています。

出所:SPDR「SPDR® ポートフォリオ S&P 500® 高配当株式 ETF

このほか、運用規模を示す純資産総額や、運用コストとなる総経費率は以下のようになっています。

その他のデータ(2019年9月時点)
純資産総額17.41億ドル
総経費率0.07%
分配時期3月 / 6月 / 9月 / 12月

総評としては、「高配当に特化している低コストな米国株ETF」という印象。不動産セクターは景気に敏感なので、不況時には下落するのではという意見こそあるものの、配当を最優先とするなら株価はそこまで気にするものではありません。

出所:TradingView「NYSE ARCA & MKT SPYD

チャートが右肩下がりを続けたまま数年経過しているなら、さすがに投資を渋ります。しかし、SPYDは登場してから安定した値動きを見せていますし、不況に強い公共事業・エネルギー事業もそれなりに含まれているので、僕自身は問題ないと判断しました。

3.なぜ定番の高配当ETFである「VYM・HDV」ではないの?

SPYDに集中投資することを決めるまで、高配当な米国株ETFであるVYM・HDVも候補としており、どれに投資をしようか迷っていました。けれども、やはり目標は「配当収入による経済的独立」です。

税引前の利回りですら3%台にあるVYM・HDVでは、目標達成までに途方もない時間を要するため、ポテンシャル不足だと判断して候補から外しました。

(1)目標から逆算すれば自ずと選択肢はシンプルになる

たびたび「投資のスタンスを変える」といって、コロコロと投資先を変更する投資家もいます。あくまで、投資という行為を楽しむだけであれば、これも悪くないでしょう。

しかし、いち早く配当金生活を手にしたいなら話は別です。

優良な投資先を一通りピックアップして、そこから目標達成を遅らせるような選択を徹底的に排除。配当利回りは高く安定した株価チャートを形成しており、総経費率の低いものが中長期運用をするうえでの必須条件です。

僕の場合、こういったスクリーニングで残ったのがSPYDだったのです。

(2)切り捨てたのち最後に残ったリスクはガッツリ取る

先ほど解説したように、SPYDは景気敏感セクターである不動産の割合が高めです。ただ、SPYDの配当の高さはこの構成であるから実現したものであり、いわばトレードオフの関係にあります。

つまり、「仕方のないリスク」なのです。僕は、最後に残ったこのリスクを勇気を持って取れる者こそ、高配当という果実を得るのだと思っています。

だから、残ったリスクはガッツリ取る。そう思って、米国株ETFの投資先はSPYDに絞りました。

4.まとめ

高配当な米国株ETFは、早期リタイアを目指すうえで最も妥当で、最も再現性のある方法のように思います。

爆発的な利回りこそないものの、複利を働かせて中長期的に運用をすることで、間違いなく僕を経済的独立に導いてくれるはず。SPYDには、そういった希望を抱いています。

令和に突入してから、将来を懸念させるニュースばかり取り上げられますが、我々は目標を持って確実に一歩ずつ進んでいきましょう。

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5.補足:国内配当株に関心のある場合

僕自身は、投資資金の多くを米国株ETFに割いています。しかし、二重課税により約28%の課税が発生するという点から、米国よりも国内の配当株に投資したいという意見もごもっとも。

こういった場合には、少額を投じて実践している【SBIネオモバイル証券】の配当株投資が参考になるかと思います。以下リンクから運用報告が見れますので、あわせてご参照ください。

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