オウンドメディア(自社の集客用メディア)を運営し、自社事業の顧客開拓や売上アップにつなげるのであれば、外部リソースの活用を検討すべきです。

限りある自社リソースをもちいて、少しずつメディア構築を進める場合、メディアの基盤ができあがるまでに途方もない時間を要するからです。

今回は、外注ライターを起用してメディア運営を行うとき、中小企業はどのような点に注意すべきかご説明します。

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1.中小企業が探すべき「良い外注ライター」の基準とは

中小企業が探すべきライターは “即戦力のライター” です。

低予算で初心者ライターを集め、専属ライターとして一から教育していく手法は、本業を持っている中小企業にとって効率的な選択とは言えません。

オウンドメディアの運営は成果が出るまでに時間がかかりやすいため、ここに加えて “ライターを育てる” というタスクが増えると、本業に充てる人的リソースが大きく削られるからです。

結果として、本業かオウンドメディア運営のどちらかが犠牲となり、悲惨な状況を招いてしまうことは想像に難くありません。だからこそ、中小企業が探すべきライターは “即戦力のライター” なのです。

  • 事業者目線があり、ビジネスモデルの理解が早い
  • 商業用の文章を書き慣れており、論理展開が自然
  • 第一印象が(悪い意味で)カジュアル過ぎない
  • やり取りが、使い回し感のあるメッセージではない

ファーストコンタクトから具体的な商談に進むまでのメッセージにて、自社のビジネスモデルやオウンドメディア運営の目的を共有した際、その反応から上記のいくつかはチェックできるはずです。

経験上、上記のポイントに対して「彼・彼女はこの項目に当てはまる」と断定できる人材でなければ、後々に求める成果物からかけ離れたものが納品される傾向にあります。

契約前後のやり取り、そして契約後に依頼した1, 2つ目の成果物から、即戦力の人材か否かを見極めるよう努めることで金銭的・時間的な損失を最小化すべきでしょう。

2.即戦力の外注ライターはどこから探せば良いの?

即戦力の外注ライターを探すにあたり、有力な方法は5つあります。

  • 知人・経営者つながりの紹介
  • SNS(Twitter・Facebook)
  • 自社ホームページを通じて募集
  • ライターのホームページから指名依頼
  • クラウドソーシング

それぞれ、どのようなイメージかご説明します。

(1)知人・経営者つながりの紹介

外注ライターを探すにあたり、最も失敗の少ない方法は “紹介“ だと感じています。

仲介する側には「良い人を紹介しなければ」というプレッシャーが、推薦を受ける側には「仲介者の顔に泥を塗ることは避けたい」というプレッシャーが働き、自ずとレベルの高い出会いになるケースが多いからです。

ただし、業種によってはライターとのつながりを持つ知人が少なく、発注側が希望する人材を見つけられない場合も多々あります。まずは軽く周囲に「ライターを探しているんだけれど」と声をかけ、反応がなければつぎの方法に移行することとなります。

(2)SNS(Twitter・Facebook)

中小企業の経営者としてSNSを運用しているのであれば、SNSを通じて募集要項とともに「弊社のパートナーとして外注ライターを募集している」と公開することで、求人ツールとして活用できます。

  • どのような分野の記事制作か
  • おおよその予算はどの程度か
  • おおまかなメディア運営の目的
  • 毎月アップしたい記事の本数
  • 1記事あたりのボリューム

どのような分野の記事制作なのか、予算はどの程度あり、どんな目的のもとメディアを運営するのかは必須情報です。一方、毎月アップしたい記事の本数、1記事あたりのボリュームに関してとくに基準がなければ、募集文には「ライターと相談したい」といった記述をすれば問題ありません。

求めるイメージに近い人材からアプローチされた場合、個別メッセージにて詳しい条件を提示し、具体的な話へと進めます。あるいは、SNS上には要点のみを記して、詳細な条件は自社ホームページを通じて提示しても良いでしょう。

(3)自社ホームページを通じて募集

求人情報を載せるように、自社ホームページに外注ライターの募集を掲載する方法もあります。ただし、自社ホームページに集客力がない場合は採用につながる問い合わせが少ないため、露出を増やすことを目的に前述したSNSとの併用を検討すべきです。

なお、一度オウンドメディア運営を軌道に乗せれば、以降のライター募集はオウンドメディア上で完結させられます。

(4)ライターのホームページから指名依頼

能動的に外注ライターを探す場合、オウンドメディアで取り扱う分野の実績を持ったライターを検索し、自社からアプローチする方法も有効です。

たとえば、不動産投資に関するメディアを運営するのであれば、ネットの検索欄に「不動産投資 ライター」と打ち込むことで、不動産投資の領域で活動するライターのホームページやSNSアカウントがヒットします。

ホームページであれば問い合わせページから、SNSであればダイレクトメッセージから記事制作を依頼したいのだと連絡し、具体的な条件を開示すれば返答があるはずです。多忙であると返答があった場合は、同ジャンルで活動している知人のライターがいないか尋ねても良いでしょう。

もちろん、当メディアの運営者である藤原にお任せいただくことも可能です。

(5)クラウドソーシング

ランサーズやクラウドワークスを始めとするクラウドソーシングを利用すると、プラットフォームに登録している大勢のライターへ効果的にアプローチできます。

クラウドソーシングに登録しているライターの多くは、プラットフォームを介した新規顧客の開拓に注力していることが多く、アクティブな傾向にあるからです。

また、クラウドソーシングによっては自社の募集を拡散する機能が備わっており、わずかなコストで能動的に数百人のライターへ採用募集を呼びかけられます。

ただし、初心者ライターからベテランライターまで幅広くサービスを利用しており、少ない予算で募集をかけると初心者ライターばかり集まる傾向にある点は注意が必要です。

クラウドソーシングで外注ライターを募集した場合、ライターから “提案文” と呼ばれる営業メッセージが届くため、これを参照して理想に近い人材を探してくこととなります。

3.外注ライターの起用を集客・売上につなげるための鉄則

外注ライターを起用し、オウンドメディアの運営を通じて集客・売上アップへつなげるためには、以下に挙げている3つのポイントを意識することが重要となります。

  • 依頼前に意思共有を綿密に行う
  • むやみに外注ライターを増やさない
  • 良いものは良い、悪いものは悪いと伝える

オウンドメディアの運営は、事業者と外注ライターのあいだにある “目指すべきゴール” の認識に乖離があるほど成功から遠のきます。

ライターは文章制作のプロではありますが、ビジネスモデル構築や経営のプロではありませんから、できる限り具体的な言葉をもちいてビジネスモデルを伝達するよう推奨します。

そして、オウンドメディアにはどのような属性の人を集め、どういった商品・サービスの成約(非営利ならその目的)へつなげるのか共有してください。目的の認識が曖昧なまま記事制作を進めても、成果を生むオウンドメディアには育ちません。

また、ここまでの解説から分かるように、契約初期に行う外注ライターとの意思共有は多くのエネルギーを消耗します。そのため、数人ほど理想に近いライターを集めた段階から、外注先を増やすのではなく外注先はそのままに記事発注数を増やす方針へ舵を取るほうが良いと考えています。

そして、成果物のうち良いものは「良い」と、悪いものは「ここを変えて欲しい」と伝えて、より “自社メディアにマッチした人材” に仕上げることが大切です。

結果、自社と外注ライターのあいだに強力なパートナーシップが形成され、量で攻める大企業のメディアにも引けを取らないオウンドメディアの構築が現実のものとなります。

4.事業者さまの無料相談にもお応えしています

当メディアでは、自社のオウンドメディア運営にあたり、どのようなライターを探せば良いのか分からない事業者さまの相談にもお応えしています。私、藤原に依頼するか否かにかかわらず、下記フォームより課題をお聞かせいただければ幸いです。

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