労働単価を高めることで、作業量に対する収入は増えていきます。そして、誤解を恐れずに言えば、労働単価の高い仕事ほど “やりがいのある仕事” である可能性は高いのです。
ここでは、労働単価を高める方法に特化して、理想のWebライターになるためのノウハウを共有していきます。サクッと読んで “スキルの質とポジション取り” で稼ぐライターになりましょう。
労働単価の高いWebライターになるには?
労働単価を高めるため、Webライターが意識すべきポイントは以下の通り。
- どんなスキルを持てば、どれほど稼げるのか把握する
- “ずらし営業“ を活用して、より稼げる領域へ移動する
それぞれ、どういったポイントなのか深掘りしてご説明します。
どんなスキルを持てば、どれほど稼げるのか把握する
労働単価を高めるなら、まずは “その業界における高収入の水準” を把握しておきましょう。
あなたより収入の高い人がたくさんいるなら、あなたの収入には伸びしろがあります。
一方、あなたの得ている収入が業界内で高水準と呼ばれるラインにあるなら、どれほど頑張っても収入の伸びしろは少ないはずです。
参考までに、僕の経験をもとにしたWebライターの収入のレイヤー(層)は、以下のようなイメージ。
月収 | どれほど頑張れば稼げるの?(主観) |
---|---|
1~5万円 | 週末、半日時間を割けば副業でも届くライン |
10~20万円 | 一部の副業、駆け出し専業ライターが届くライン |
20~30万円 | フルタイムで働く、専業ライター1年生が届くライン |
30~50万円 | コミュニケーションの取り方を知れば届くライン |
50~70万円 | 専門性を高め、複数の法人と契約して届くライン |
70~100万円 | ライティングだけで届く、ギリギリのライン |
150~200万円 | ディレクター的立ち位置になると届くライン |
200~300万円 | チームを作って大量に案件回せば届くライン または拡散力、強力な実績・肩書の保有者 |
僕自身、月収100万円台が精一杯だったため、200万円とか300万円のイメージは又聞きしたものです。
しかし、そこに至るまでのレイヤーは、おおむね上記の通りだと考えています。
“ジャンル選定・専門性・法人契約” あたりを意識すれば、8時間活動でも月収50万円に届くかと。
収入が70万円程度だった時期の仕事内訳は、以下の記事で解説しています。
“ずらし営業“ を活用して、より稼げる領域へ移動する
「稼げるジャンルが分からない」とか「専門性の身に付け方が分からない」と悩んでいる場合、“ずらし営業” をしつつ労働単価を高めていく方法が解決の糸口になるはずです。
2種類あるずらし営業のうち、Webライティングの仕事にフォーカスした手法がこちら。
1. 節約ジャンルで記事を制作
2. 1の実績を武器に、ポイント活動・ポイント投資の案件に応募
3. 2の実績を武器に、簡単なマネーリテラシー系の案件に応募
4. 3の実績を武器に、本格的な資産運用ジャンルの案件に応募
最初は記事制作の難度が低いジャンルからスタートし、徐々に専門性が求められるところへ移動していく方法です。
端的に言うと、ライティングの単価は “お金が動く市場” に近付くほど高くなります。
ただし、初めから高単価なジャンルをピンポイントで狙っていくことは難しいため、自分の得意な分野から少しずつ移動し、手探りで稼げる分野を探すことをおすすめします。
2種類あるずらし営業のうち、もう一方の手法は労働の領域を拡張するものです。
・ライティング(+サイト設計・構築)をやりますと提案
・ライティング(+他ライターの発注管理・編集)をやりますと提案
・ライティング(+SNSで執筆記事の拡散)をやりますと提案
ライティング業務のみを担当するのではなく、「これからメディアを立ち上げたい」という事業者の声をキャッチし、サイトの構築から手伝う方法。
または、クライアントから予算を預かり、サイトに記事をアップしていく “ライターの手配・マネジメント担当” になる方法があります。
僕の実体験を交えた解説は、以下の記事から参照いただけます。