Writer ≫ 藤原 将

    合同会社ユートミー代表|ライター|編集者

    SEO記事の制作から電子書籍の執筆代行まで、あらゆる “書く” を専門としています。

    著書に『文章だけで月100万円稼ぐ方法』『???(近日公開)』

    ライティング経験ゼロから独立し、現在はWeb記事や書籍を書いている筆者が「Webライターになるまえに知っておいて欲しいこと」をまとめました。

    ライターとして企業に勤めた経験はないので、副業ライターやフリーランス(個人事業主)ライターとしての知識に偏っています。その点はご了承ください。

    この記事からわかること

    • 仕事内容はどんなものか
    • どこから仕事をもらうのか
    • 現実問題、稼げる仕事なのか
    • 仕事を始めるために資格は必要か

    Webライターとは?どんな仕事をするの?

    Webライターは、Webメディアの記事を書く仕事、その仕事に従事する人を指す言葉です。

    もう少し詳しく定義すると、Webメディアに掲載する記事を制作し、世の中に価値のある情報を届ける仕事だと言えるでしょう。

    価値のある記事は、Webコンテンツに優劣をつける仕組み(アルゴリズム)によって、ネット検索の1ページ目に表示されます。

    結果、価値のある記事を掲載するWebメディアは「大勢から必要とされる存在」になり、そのWebメディアは広告塔の機能を果たすのです。

    世の中の会社は、製品・サービスを宣伝できる広告塔をネット上に作りたいと考えており、自社保有のWebメディアを次々と立ち上げています。

    それらのWebメディアに掲載される記事の制作が、Webライターの主な仕事です。

    Webライターに求められるスキルは2つ

    Webライターに求められるスキルは、主に2つです。

    • わかりやすい文章を書ける
    • 正しい情報を収集できる

    よく「文才が必要なのでは?」とか「特別な資格や経歴が必要なのでは?」といった質問をいただきます。

    もちろん、どちらも見せ方次第では武器になります。しかし、必須ではありません。

    僕自身、文才はありませんし、保有している資格は運転免許証と美容師免許のみ。正社員歴は美容師として働いた2, 3年程度です。

    それでも、何ら問題なく報酬をいただけています。

    生活費相当の収入を得られている理由をあらためて考えると、やはり「わかりやすい文章を書ける」と「正しい情報を収集できる」を徹底できているからだと思うのです。

    これら2つのスキルは、訓練を積むことで誰にでも習得できるものです。

    当ブログでは、Webライターに求められる文章スキルについて詳しく解説しているので、ぜひ隅々まで覗いていっていただければと思います。

    僕はクラウドソーシングを使ってWebライターを始めました

    クラウドソーシングの構造
    クラウドソーシングの構造

    Webライターを始めるのであれば、まずはクラウドソーシングに登録して仕事獲得の準備を進めていきましょう。

    クラウドソーシングは、Web関係の仕事を掲載する求人サイトのようなものです。Web版のハローワークといってもいいでしょう。

    掲載されている仕事の多くはリモート(在宅)ワークが可能な仕事ばかりで、出社を求められる仕事は多くありません。 実際に利用するまで具体的なイメージが湧きづらいため、まずは無料で利用できる大手サービスに登録してみていただければと思います。

    Webライター向けの仕事を掲載する大手サービスは『ランサーズ』と『クラウドワークス』です。

    いずれも登録料はかからず、誰かに仕事を依頼する側として使わない限り、直接お金を負担することはありません。ただし、仕事をこなして報酬を受け取る際に、規定の割合だけ仲介手数料が差し引かれて報酬が振り込まれます。

    ランサーズとクラウドワークスはどちらがおすすめ?

    よく聞かれますが、どちらも大差ないと感じるため使ってみてフィーリングの合うほうを探してみてください。

    両方使ってみて、使い勝手の良いほうを選ぶのがベストです。あなたがお気に入りのニュースアプリや音楽配信サービスを使うように、クラウドソーシングも気に入ったものを使えば良いのです。

    なお、なかにはクラウドソーシングを利用せず、初めから会社員時代の人脈を利用したり、企業への飛び込み営業を繰り返したりといった手法を選ぶ方もいます。

    こういった選択も悪くはなく、むしろいきなり大仕事を任せてもらえる可能性があるものの、私自身はやったことがなく再現性に欠けると感じたため推奨はあえてしません。

    足を使った営業に自信がある方は選択肢の一つとして頭の片隅に置いておいても良いでしょう。

    なぜ最初にクラウドソーシングを勧めるのか

    実は、ネット上の多くのサイトで「Webライターを始めるならクラウドソーシングから」と言っています。

    このブログの他記事でも、僕の著書でも「クラウドソーシングから始めると良い」と主張してきました。

    クラウドソーシングの登録を促すと、場合によって数百円ほどの紹介料を受け取れることはありますが、勧めた側に特段のメリットはありません。

    Webライターの起点としてクラウドソーシングの登録を勧めるケースは、その大半が善意によるものだと考えています。簡単に解説させてください。

    僕の知る限り、Webライターが仕事を請けるルートは大きく3つあります。

    • クラウドソーシングを通じて契約
    • 直接契約(仲介なし、事業者と直接やり取り)
    • 知人紹介(知人を経由して事業者とやり取り)

    このうち、横のつながりを持っていないWebライターの多くは、クラウドソーシングを通じて事業者と契約するか、メディアの運営者に営業して仲介なしで契約することとなります。

    クラウドソーシング直接契約
    手数料~20%前後(大手サービス)なし
    売掛金回収報酬が未払いの際、仲介者が回収に協力報酬が未払いの際、回収は自力で行う
    集客力サービスに集客力があり、実績が少なくても声をかけてもらえるケースがある自ら新規開拓を続ける必要があり、事業者側から声をかけてもらえるケースは少ない
    資産性受注した仕事の評価が可視化されるため、名刺として機能する側面がある名前が出ない(無記名)の仕事を請けると「私はこれだけ案件を担当した」と示せない

    クラウドソーシングを通じて受注した仕事は、前述の通り報酬の受け取り時に手数料を負担しなければなりません。

    しかし、報酬が未払いとなった際は積極的に回収を手伝ってくれますし、クラウドソーシングには「Webライターを探している事業者」が集うため、案件受注につながりやすい点で優れています。

    Webライターとして活動を始めたばかりのころは、事業者の未払いに対処する方法もわかりませんし、Webライター自身に集客力もありません。

    上記を始めとする、初心者の弱みをカバーしてくれるクラウドソーシングは「初心者Webライターこそ使うべきサービス」だと言えるでしょう。

    また、以下画像の通り、クラウドソーシングを使って仕事をすると実績や評価が可視化されます。

    藤原将 合同会社ユートミー プロフィール
    出所:ランサーズ「合同会社ユートミー (fjhr0715)

    実績や評価は「私はこれだけの仕事数を経験し、これだけの評価を得ています」と示す名刺になり、発注を検討する事業者に安心材料として提示できます。

    なぜ、多くのWebライターが「最初はクラウドソーシングから始めよう」と勧めるのか、少しでも伝わっていれば幸いです。

    フリーのWebライターはどこで働いているの?

    フリーのWebライターは自宅やカフェ、コワーキングスペース(カジュアルなオフィス環境)で仕事をする人が多いように思います。

    僕は外出して作業をすることが苦手なので、主に自宅で仕事をしています。

    我が家の作業環境。妻と二人で仕事をしています。

    つい運動不足になりがちですが、感染症を患ってWebライターとしての業務を停止するリスクを考えると……

    場所を選ばず仕事しやすい点は、Webライターの魅力でもあります。

    Webライターに向いている人・向いていない人

    たくさんのWebライター志望者を見てきた僕が、ズバッと言います。

    向いている人向いていない人
    文章を読むことが苦痛ではない文章を読むことに苦痛を感じる
    怒りっぽくなく、根気強い怒りっぽく、指導されるのが嫌い
    仕事は必ず最後までやり切る仕事を途中で投げ出してしまう

    よく「書くことが得意でなければならない」と思っている方がいらっしゃいますが、書くことは回数を重ねれば上達します。あまり心配しなくても大丈夫です。

    根気があり、知識を得ることに関心のある性格なら、うまく行くケースが多いように思うので参考の一つとしていただければと思います。

    体験談|Webライターの大変なこと・辛いこと

    よく「Webライターを始めてから辛いことってありますか」と聞かれるので、大変なことをブログ記事にまとめました。

    Webライターになってから、どんな悩みに直面したのか興味のある方はご参照ください。

    環境次第ではゼロ|Webライターを始める費用

    インターネットを使えるパソコンとネット環境があれば十分です。

    クラウドソーシングを利用しても、お仕事の報酬から手数料が引かれるだけで直接の支払いは発生しません。

    僕がWebライターとして独立したとき、仕事環境はこんな感じでした。

    専業Webライターデビュー時の仕事環境

    ・学生時代に買ったデスクトップPC(当時6万円)
    ・ネット環境(おそらくNTT光)
    ・ローテーブルと座椅子

    最初にお金をかけすぎると、ライター事業が軌道に乗るまえに手元の現金がなくなってしまいますから、小さくスタートすることを推奨します。

    売上が増えてきた段階から、業務効率を高める道具を買えば良いのです。

    Webライターの給料や年収について

    フリーのWebライターの給与や年収は、一日に何時間ほど働くかにより変わります。

    「Webライターって内職と同じでしょ?」と思いつつ副業Webライターとして活動していたときは、月に数千~1, 2万円ほどの収入でした。

    でも「僕はWebライターとして多くの企業に価値提供をするんだ」と覚悟してからは、収入が一気に上がりました。

    独立後、フリーのWebライターとして丸一年で稼いだ金額は、600~700万円くらいだったはずです。

    今は会社を立ち上げていて、個人で働いていたときの資料はタンスの奥底にしまったので、ちゃんとした数字が出せなくて申し訳ありません。

    ただ、フリーのWebライターとして2年目、月収が50~100万円だったころのブログ記事があります。将来的にどのくらい稼げるようになるのか、という一つの目安にしていただけると幸いです。

    考察|Webライターの将来性について

    僕個人としては「ちゃんと勉強し続ける」という前提があれば、Webライターは今後もずっと稼げる分野だと考えています。

    ただ、安定した仕事なのかと聞かれると、手放しに「安定しています」とは言えません。

    月収100万円になったかと思えば、半年後に月収20万円になっている……なんてこともありました。

    ですから、常に「仕事をもらい続けるにはどうすれば良いのか」と考えるクセを付けなければなりません。

    これはWebライターに限らず、どんなビジネスにも当てはまることです。

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    藤原将
    心配になるなら勉強し、不安がなくなるまで手を動かそう

    根性論みたいですが、雇われていないなら自分の身は自ら守らなければなりません。

    一応、Webライターの将来性について、軽い考察をこちらの記事にまとめました。未来は誰にもわかりませんが、読み物として参照いただけると幸いです。

    ※本記事は一部、自著『文章だけで月100万円稼ぐ方法』の原稿をもとに執筆しています。