この記事を書いたライター

    藤原 将

    ライター志望者、中堅ライターを支援する『藤原道場』の講師。

    副業時代を経て専業ライターに。会社設立後、二冊の書籍出版。ランサーオブザイヤー2021を受賞。

    独立初年度に月収100万円へ到達した経験をもとに、あなたを「稼げる書き手」に導きます。

    詳しいプロフィールはこちら

    こんにちは、地味に人気を博している “Webライターの質疑応答” のコーナーです。

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    ふじはら
    今回は、Saya(@saya_38ster)さんにいただいた質問に回答していきます。

    ※お名前やIDを記載することに了承いただいていますが、事情の変更等あれば気軽にご連絡ください。

    早速、質問内容を見ていきましょう!

    Saya(@saya_38ster)さんにいただいた質問

    ・文脈の破綻の話で、良質な文章を読む習慣が必要とのことでしたが、藤原さんからみて良質な文章が書かれているサイトや本の具体例はありますか?(文章術の本ではなく、書き方など参考になるもの)

    ・FBに反応をすべきとのことでしたが、メールの文章量が多くなるとクライアント様にコミュニケーションコストがかかると思われないか不安です。(先日FBをいただいた際にこのように感じて、「それぞれ承知しました。」で済ませてしまいました。)

    細かいコミュニケーションをとりたいですがクライアントの負担になってはいけないとも思うので、FBに限らず、丁寧なコミュニケーションとコストのバランスが難しいです。同じように、気になった点をどこまで聞いたら良いのか?と最近悩んでいます。

    仕事を進める上で疑問点があっても、これを聞いたら初心者で何も分かっていない奴と思われないか…と心配してしまいます。

    先輩に相談すると、細かいことに気づいて言ってあげるとクライアントさんも喜ぶかもと言われることもあり、どこまで質問してOKなんだ?と分からなくなります。

    なのでクライアントに質問すべき点、自分で解決or判断すべき点の基準のようなものがあると助かります。

    クライアント目線で、これは察して欲しい!など。

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    SayaさんWebライター

    ※質問部分のみ抽出しております。また、画像はご本人に関係のない当ブログで用意したイメージです。

    まずはライターさんの質問を分解していきます

    Sayaさんにいただいた質問は大きく2つ。端的にあらわすと、以下のような内容となります。

    • 良質な文章が書かれているサイトや本の具体例はなにか
    • FBに反応することはクライアントの負担にならないのか。基準について知りたい

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    ふじはら
    ふむふむ、回答してまいります

    良質な文章に触れる方法は「文章の雑食家になること」です

    「良質な文章に触れるってどういうことですか?」といった内容の質問は、多くの方からいただきます。

    それぞれ、当時抱いていた自身の考え方をもとにお答えしていましたが、最近は明確に「〇〇を読め」とは言えないと感じてきました。なぜなら、良質な文章とは多角的な基準をもとに判断されるものであり、1本の線で区別することは極めて難しいからです。

    私たちライターは “自身にとっての良い文章” に触れ、それを模倣することが仕事なのではありません。

    “クライアントにとっての良い文章” や “クライアントが顧客としている読者にとっての良い文章” を、自身の引き出しから探し当てて提供することこそ、ライターの仕事だと思うのです。

    ですので、(クライアントや読者にとっての)良い文章を引き出しに用意し、適時それを差し出して満足いただくことが大切だと感じました。

    つまり、主観で「これが良い文章だ」と決めた文章を選り好みするのではなく、多方から文章を摂取して提供先の好みに応じて出し分ける準備を進めることが、ひいては「良い文章を書きますね」と言われるために必要かと考えています。

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    ふじはら
    これを “文章の雑食家” と表現しました

    また、自身のなかでの「この文章、私は良いと思うな」という基準は、上述したことの反復で確立されていきます。曲道のような答えになりますが、意図を汲みとっていただけますと幸いです。

    どんなやり取りも「返信の手間・思考時間の最小化」を意識

    まず、質問にあったような「それぞれ承知しました」という返信は、これ自体が悪いものではありません。

    結局、言葉の受け手であるクライアントが、Sayaさんの返事に対して「この人はこちらの意図を分かってくれる方だ」と思ってくれるなら、それが正解だからです。

    そのうえで、細かいコミュニケーションに切り替えたほうが良いのか、相手の負担をどのように推し量るべきかといった点にお答えします。

    結論から言うと、“自分で解決 or 質問すべき” の判断基準は、「自分では時間をかけても明確な答えが分からなければ聞く」で良いかと。そのうえで、僕は「この人に返信するの、無駄に時間を食うんだよな」と思わせないことが重要だと思っています。

    自身の基準で恐縮ですが、過剰な時間を食うタイプのメッセージは以下のようなやり取りです。

    • 質問が何個あるのか分からない
    • こちらに何を答えて欲しいのか分からない
    • その質問を、自身はどのように捉えているのか分からない

    まず、質問は何個あるのか提示するほうが、答える側の負担は軽減されます。最初に「〇つ質問がございます」と触れることで、メッセージの読解に要する時間はずいぶんと減るでしょう。

    つぎに、質問の数を提示すると同時に、何を答えて欲しいのか明示することを推奨します。たとえば、以下の質問を読んだとき、どちらが返信に負担をかけず済みそうでしょうか?

    1. ○○の記事は、誰を想定読者に設定すると良いでしょうか?
    2. ○○の記事は、○○(読者像A)と○○(読者像B)のどちらを想定読者にするイメージでしょうか? より近いほうをお教えいただけますと幸いです。

    1の質問も悪くはありませんが、2と比べれば回答のしやすさは大きく劣ります。

    最後に “質問したこと” に対して、自身はどのように考えているのか開示することを意識してください。「私は〇〇だと思っているのですが」と自身の考えを伝えることで、自身の考えが正しいものであったとき、先方は「その認識でOKです」と容易に回答が可能です。

    ここまでにご説明した3点を押さえれば、無駄に時間を食う質問にはなりづらいため、こちらの疑問を解消しつつ相手に負担を与えないコミュニケーションになるはずです。

    返信の手間・思考時間の最小化するためのポイント3つ

    ・質問の数を伝える
    ・何を答えて欲しいのか伝える
    ・質問したことに対する、自分の考えを述べる

    すべてのポイントを意識すれば、「この人は初心者だ」とか「コミュニケーションコストがかかる」といったネガティブな印象を与えることは少ないように思います。一発注者としての、自身の見解です。

    藤原将軍ではこんな悩みに回答します

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    ふじはら
    Saya(@saya_38ster)さん、ご質問ありがとうございました!

    とくにFBにまつわる負担については、切り口が鋭く「これは明確に言語化してお伝えせねば」と感じました。

    Sayaさんにいただいたような真剣な悩み、藤原将軍の既存記事では回答できない類の質問をお問合せからいただけたら、時間のあるときにブログにて回答いたします。

    センシティブな質問や、ライティングから大きく逸れる相談には回答できませんが、時間に余裕のあるときは積極的にお答えします。

    以下、お問合せからご相談ください。

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